糖尿病とは?|糖尿病 食事療法 治療 京大病院 栄養内科





糖尿病とは?

糖尿病とは、インスリン作用不足により、血液中のブドウ糖濃度が適正な範囲を超えて上昇している状態です。

インスリンの作用不足の原因としては、膵臓のインスリン分泌能力の低下と、インスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)の二つがあります。 食生活の欧米化に伴い、糖尿病患者数は年々増え続けています。長期間高血糖が続くと、細小血管症である網膜症、腎症、神経障害や、大血管症である脳卒中、心筋梗塞・狭心症、糖尿病性足病変など、 全身のあらゆる臓器に合併症が起こります。
食事療法、運動療法、薬物治療(内服薬・インスリンなど)によって、適切に血糖値をコントロールし、これらの合併症を予防することが重要です。